ハニカムトレンチ
特性
- ■施工性
- 特殊工具や施工の専門知識不要。 軽量ブロックを並べるだけの簡易施工。 普通作業員による施工が可能です。
- ■経済性
- ハニカム構造のため高強度で、土被り条件によりT-14までの荷重に対応可能です。
- ■トレンチへの対応
- 有孔管・砕石不要でブロックは軽量のため狭小地への設置も可能です。
施設のタイプ
- 浸透施設
槽全体を浸透シートで包むことで、雨水を効率よく地中へ浸透させる。
- 貯留施設
槽を遮水シート・保護シートで包むことにより、槽内の雨水を一時的に貯留し、オリフィス機能によって徐々に槽外へ流出させる。
主要部材
- ■空隙率…95%
- ■耐自動車荷重…T-14以下
- ■埋設深さ…最大2.9m
部材名 | 記号 |
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参考質量(Kg) | |||||||||
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ハニカムトレンチ | フルサイズ仕様 | HT-W500-2220 |
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30 | ||||||||
HT-W330-2220 |
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20 | ||||||||||
ハーフサイズ仕様 | HT-W500-1110 |
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15 | |||||||||
HT-W330-1110 |
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10 |
設計上の注意
- 本製品は槽内に雨水を貯留・浸透させる目的で設計されております。それ以外の用途でのご使用は、機能低下および事故等につながる恐れがありますので、絶対にご使用にならないでください。
- 建物等構造物の基礎の影響線内の設置は避けてください。
- 地下水位の高いところで貯留槽または貯留浸透槽として使用する場合は、浮力に対する検討が必要となります。
- 槽の上部および周辺の植栽は草花程度とし、植木等を植える場合には充分な土被りの検討をお願いいたします。
- 汚水・鉱油類等が入らないように配慮計画をお願いいたします。
●管口フィルター等で維持管理を行う場合は、ますの内径を十分に考慮してください。
施工手順(トレンチ)
- 1. 基礎後、シート敷設
- 2. 組立開始
- 3. 本体組立状況
- 4. 外本体設置状況
- 5. 上板設置状況
■流入施設との接続
接続孔の突き当りと管先端の間に空間を残す様に接続します。
■ハニカムトレンチ同士の接続
ブロック同士を突き合わせ、双方にまたがるように50cm程度の透水シートを巻き付けて接続します。
施工上の注意
- 本製品は槽内に雨水を貯留・浸透させる目的で設計されております。それ以外の用途でのご使用は、機能低下および事故等につながる恐れがありますので、絶対にご使用にならないでください。
- カタログおよび技術資料にある表示荷重(耐自動車荷重)等、使用範囲を超える荷重・条件でご使用になりますと、破損・変形などによる事故を招く恐れがあります。本製品の使用範囲をご確認の上、構造上安全な範囲でご使用ください。
- 施工中および槽設置後の地下水や降雨による本製品の浮き上がり防止のため、充分な浮力対策および、排水対策を行ってください。
(※槽設置完了後は速やかに所定の厚さまで、適切な埋め戻しを行ってください) - 貯留施設の場合、遮水シートの溶着は必ず専門工に委ねてください。
- 製品の保管、使用時の過度な集中荷重、偏荷重および長期間、直射日光下で保管されますと、物性の低下を招きますのでご注意ください。
- 埋め戻しの際は、槽の機能を阻害しない埋め戻し材で、槽の周辺を出来るだけ均等になるように、慎重に作業を行ってください。
- 埋め戻し完了後、槽上部での大型車輌の走行や、重機による作業は行わないでください。