製品ラインナップ

システムパネル

国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS[ネティス])に登録しています。
(公社)雨水貯留浸透技術協会の「技術評価認定書」を取得しました。 雨水技評 第34号

エバタの雨水貯留浸透、『システムパネル』。ジグソーパズル感覚で50㎝角の立体形成が可能。

システムパネル

近年、都市化の進展により、地下水の枯渇、集中豪雨による
都市型浸水災害の多発などが深刻化しております。
これに対し、平成16年5月に「特定都市河川浸水被害対策法」
が施行されるなど、各地で雨水流出抑制に対する取り組みが
高まっており、 組立が簡易で、工期短縮が図れる
再生プラスチックを使用した工法が、高い評価を得ています。
「システムパネル」は小規模・中規模施設において、
構造的安全性を保ちながら、95%の高空隙率を有し、
槽上部に点検口を自由に配置でき、
槽内の目視点検と簡易な維持管理が可能です。
エバタは、長年の実績と蓄積したノウハウで
これからも社会に貢献してまいります。

特性

内側用L型側板
従来のL型側板の通水性向上を
図りました。
内側用L型側板
■維持管理機能
槽上部に自由に点検口を配置でき、槽内の目視点検と簡易な維持管理が可能です。
■耐久性
独自の高圧成形により、堅牢で優れた耐久性を実現します。
■環境への貢献度
部材は再生プラスチック製であり、マテリアルリサイクルで環境に貢献しています。
組立作業における大型重機不要で、周辺環境への騒音も軽減可能です。
■施工性
特殊工具や施工の専門知識不要。
ジグソーパズル感覚で組立。
普通作業員による施工が可能です。
■経済性
組立作業における大型重機不要。
高い施工性により工期短縮が図れ、トータルコストダウンが可能です。

施設のタイプ

浸透施設
浸透施設

槽全体を浸透シートで包むことで、雨水を効率よく地中へ浸透させる。

貯留施設
貯留施設

槽を遮水シート・保護シートで包むことにより、槽内の雨水を一時的に貯留し、オリフィス機能によって徐々に槽外へ流出させる。

主要部材

■空隙率・・・95%
■耐自動車荷重・・・T-25以下
■埋設深さ・・・最大3.6m

※画像上部点検口はT-4以下となります。

主要部材

  • システムパネル用管接続部材
  • システムパネル槽50cm仕様
  • SMCふた
  • ニューレック座台
  • ゴミトールプラス
  • ごみ取りネット
部材名 記号
寸法(mm)
奥行 t(厚さ)
参考質量(Kg) 備考
a-1,2 上下板 SP50-TBD
500 500 13
2.5 T-4仕様
SP50-TB14D
500 500 13
3.2 T-14仕様
SP50-TB25D
500 500 13
3.5 T-25仕様
b 穴あき
上下板
SP50-TB35
500 500 10
2.7 T-4仕様
点検口用
SP50-TB21
500 500 13
4.9 車乗禁止
点検口用
c 中間板 SP50-GMP
499 499 13
1.7  
d 穴あき
中間板
SP50-GMP27
499 499 13
1.3 点検口用
e L型側板 SP50-SL
500 500 30
4.1 高さ500mm
SP50-SLH
500 500 30
2.1 高さ250mm
深埋用
L型側板
SP50−DSL
500 500 30
5.0 高さ500mm
f 内側用
L型側板
SP50-ISL
500 500 30
3.4 高さ500mm
g I型側板 SP50-SSI
500 500 30
1.5 高さ500mm
SP50-SIH
500 500 30
1.0 高さ250mm
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ニューレック座台 RZ-50
820 820 60
18 内径 600mm

設計上の注意

  1. 本製品は槽内に雨水を貯留・浸透させる目的で設計されております。それ以外の用途でのご使用は、機能低下および事故等につながる恐れがありますので、絶対にご使用にならないでください。
  2. 建物等構造物の基礎の影響線内の設置は避けてください。
  3. 地下水位の高いところで貯留槽または貯留浸透槽として使用する場合は、浮力に対する検討が必要となります
  4. 槽の上部および周辺の植栽は草花程度とし、樹木等を植える場合には充分な土被りの検討をお願いいたします。
  5. 汚水・鉱油類等が入らないように配慮設計をお願いいたします。

●管口フィルター等で維持管理を行う場合は、ますの内径を十分に考慮してください。

※詳しくは別途「技術資料」をご用意しておりますので、担当営業までお問い合わせください。

構造図例(浸透槽)

構造図例(浸透槽)

施工手順(貯留槽)

1. 基礎後、シート施設
1. 基礎後、シート施設
2. 上下板(下側)敷設状況
2. 上下板(下側)敷設状況
3. L型側板 組立状況
3. L型側板 組立状況
4. I型側板 設置状況
4. I型側板 設置状況
5. 中間版 設置状況
5. 中間版 設置状況
6. 2段目 組立状況
6. 2段目 組立状況
7. 上下板(上側)設置状況
7. 上下板(上側)設置状況
8. 点検口
8. 点検口
9. シート巻き込み
9. シート巻き込み
10. 組立完了
10. 組立完了

※詳しくは別途「施工要領書」をご用意しておりますので、担当営業までお問い合わせ下さい。

施工上の注意

  1. 本製品は槽内に雨水を貯留・浸透させる目的で設計されております。それ以外の用途でのご使用は、機能低下および事故等につながる恐れがありますので、絶対にご使用にならないでください。
  2. カタログおよび技術資料にある表示荷重(耐自動車荷重)等、使用範囲を超える荷重・条件でご使用になりますと、破損・変形などによる事故を招く恐れがあります。本製品の使用範囲をご確認の上、構造上安全な範囲でご使用ください。
  3. 施工中および槽設置後の地下水や降雨による本製品の浮き上がり防止のため、充分な浮力対策および、排水対策を行ってください。
    (※槽設置完了後は速やかに所定の厚さまで、適切な埋め戻しを行ってください)
  4. 貯留施設の場合、遮水シートの溶着は必ず専門工に委ねてください。
  5. 製品の保管、使用時の過度な集中荷重、偏荷重および長期間、直射日光下で保管されますと、物性の低下を招きますのでご注意ください。
  6. 埋め戻しの際は、槽の機能を阻害しない埋め戻し材で、槽の周辺を出来るだけ均等になるように、慎重に作業を行ってください。
  7. 埋め戻し完了後、槽上部での大型車輌の走行や、重機による作業はご遠慮ください。

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