製品ラインナップ

スーパーフレーム

雨水貯留浸透『スーパーフレーム』。広く浅い場所への設置に最適です。

特性

■施工性
部材数が少なく、挿し込み工法のため特殊工具や施工の専門知識不要。普通作業員による施工が可能です。
■自在性
フレームの組み合わせにより現場の形状に合わせた施工が可能。
矩形形状の槽の構築も可能です。
■経済性
組立作業における大型重機不要。
高い施工性と軽量部材のため場内での小運搬も容易に行え工期短縮・トータルコストダウンが図れます。
■水の流れがスムーズ
フレーム構造のため、槽内部でのスムーズな水の流入・流出が可能です。
■環境への配慮
部材は再生プラスチック製であり、マテリアルリサイクルで環境に貢献しています。
組立作業における大型重機不要で、周辺環境への騒音も軽減可能です。

施設のタイプ

浸透施設
浸透施設

槽全体を透水シートで包むことで、雨水を効率よく地中へ浸透させる。

貯留施設
貯留施設

槽を遮水シート・保護シートで包むことにより、槽内に雨水を一時的に貯留し、オリフィス機能によって徐々に槽外へ流出させる。

主要部材

■空隙率・・・94%
■耐自動車荷重・・・T-25以下
■埋設深さ・・・最大2.0m

主要部材

部材名 記号
寸法(mm)
高さ(奥行) t(厚さ)
参考質量(Kg)
上板 SF54-TPⅡ
589 589 35
2.60
本体 SF54-MF60
533 600 35
1.65
半本体 SF54-MFH60
291 600 35
0.95
外本体 SF54-SOP60II
533 600 35
3.00
半外本体 SF54-SOPH60II
291 600 35
1.70

設計上の注意

  1. 本製品は槽内に雨水を貯留・浸透させる目的で設計されております。それ以外の用途でのご使用は、機能低下および事故等につながる恐れがありますので、絶対にご使用にならないでください。
  2. 建物等構造物の基礎の影響線内の設置は避けてください。
  3. 地下水位の高いところで貯留槽または貯留浸透槽として使用する場合は、浮力に対する検討が必要となります。
  4. 槽の上部および周辺の植栽は草花程度とし、植木等を植える場合には充分な土被りの検討をお願いいたします。
  5. 汚水・鉱油類等が入らないように配慮計画をお願いいたします。

●管口フィルター等で維持管理を行う場合は、ますの内径を十分に考慮してください。

※詳しくは別途「技術資料」をご用意しておりますので、担当営業までお問い合わせください。

施工手順(浸透槽)

1. 基礎後、シート敷設
1. 基礎後、シート敷設
2. 組立開始
2. 組立開始
3. 本体組立状況
3. 本体組立状況
4. 外本体設置状況
4. 外本体設置状況
5. 上板設置状況
5. 上板設置状況
6. 本体組立終了
6. 本体組立終了
7. シート巻き込み
7. シート巻き込み
8. 櫓組立完了
8. 櫓組立完了

※詳しくは別途「施工要領書」をご用意しておりますので、担当営業までお問い合わせ下さい。

施工上の注意

  1. 本製品は槽内に雨水を貯留・浸透させる目的で設計されております。それ以外の用途でのご使用は、機能低下および事故等につながる恐れがありますので、絶対にご使用にならないでください。
  2. カタログおよび技術資料にある表示荷重(耐自動車荷重)等、使用範囲を超える荷重・条件でご使用になりますと、破損・変形などによる事故を招く恐れがあります。本製品の使用範囲をご確認の上、構造上安全な範囲でご使用ください。
  3. 施工中および槽設置後の地下水や降雨による本製品の浮き上がり防止のため、十分な浮力対策および、排水対策を行ってください。
    (※槽設置完了後は速やかに所定の厚さまで、適切な埋め戻しを行ってください)
  4. 貯留施設の場合、遮水シートの溶着は必ず専門工に委ねてください。
  5. 製品の保管、使用時の過度な集中荷重、偏荷重および長期間、直射日光下で保管されますと、物性の低下を招きますのでご注意ください。
  6. 埋め戻しの際は、槽の機能を阻害しない埋め戻し材で、槽の周辺を出来るだけ均等になるように、慎重に作業を行ってください。
  7. 埋め戻し完了後、槽上部での大型車輌の走行や、重機による作業は行わないでください。

構造図例(浸透槽)

構造図例(浸透槽)

▲ページ上部へ戻る